岩手県防災士会

令和７年６月２２日（金）、北上市相去4区本郷地区自主防災会主催の研修会で、本会の会員が講師を務めました。

相去4区本郷地区自主防災会住民等約30名が参加し、「じいちゃん・ばあちゃん・かあちゃんの3ちゃん防災」について学びを深めました。

講話では、①木造2階建て住宅の耐震構造の有無の違いによる破壊試験映像、②家具転倒防止金具の有無の違いによる実験映像、③最新消火器キッチンアイの紹介映像の３つの映像を視聴しました。
さらに、住民目線の防災訓練の必要性を説き、目指すべき防災訓練として、①安否確認票の掲揚による安否確認、②災害救護用炊飯袋（ハイゼックス）を使用した炊き出し訓練、③チェーンブロックを使用した救出訓練の３つを紹介し、併せて、災害発生時に家族全員が中身が異なる非常持ち出しバック「Myバック」を作ることを提案しました。

参加者は、最新消火器キッチンアイの紹介映像に関心を示し、複数の質問がありました。また、チェーンブロックを使用した救出訓練を初めて見た参加者が多く、能登半島地震を教訓にチェーンブロック等の救出器具を買い揃えておけば、地域住民で救出出来る可能性をお話ししました。